神奈川県横浜市中区港町二丁目・三丁目、真砂町三丁目、蓬莱町一丁目、万代町一丁目関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業公表延床面積の比較グラフ
関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業の公表延床面積の比較グラフ
1北口地区の計画延床面積公表された計画規模の比較です。番号はグラフ中の対象項目を示します。建物の外観や位置関係を表す図ではありません。
グラフの数値出典:関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業公式資料。公表数値を編集部が作図。

黄色が本記事の対象地区です。延床面積は住居専用面積ではなく、商業・業務・共用部等を含みます。完成予想図の転載が禁止されているため、公表数値を比較グラフにしています。

開発概要

関内駅前北口地区は、オフィス・住宅・商業と駅前の歩行者空間を整える再開発です。2026年3月24日に権利変換計画が認可されました。隣接する港町地区と工程が連動しますが、施行組合・建物規模・住宅戸数は別です。

関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業|神奈川県横浜市中区港町二丁目・三丁目、真砂町三丁目、蓬莱町一丁目、万代町一丁目

項目公表内容
所在地神奈川県横浜市中区港町二丁目・三丁目、真砂町三丁目、蓬莱町一丁目、万代町一丁目
最寄り・関連駅関内駅
主な事業者関内駅前北口地区市街地再開発組合
工程権利変換計画認可済み(2026-03-24)
規模地上20階・約99m/延床約34,150㎡/住宅約150戸
用途タワーマンション・商業施設・オフィス

出典:横浜市・関内駅前地区第一種市街地再開発事業(2026年9月10日確認)。

旧市庁舎周辺を就業・居住・来街の拠点へ

横浜市は、関内駅前で産学連携と観光・集客の両方を担う拠点づくりを掲げています。企業の本社・研究開発機能、職場に近い高規格賃貸住宅、商業施設を組み合わせる構成です。高速・観光バスを受け入れる交通広場と、駅前の歩行者専用道路も計画に含まれます。

周辺住宅への影響は、就業者が増える需要側と、新しい住宅が増える供給側の両方から生じます。オフィス面積をそのまま新規居住者数に置き換えることはできません。

出典:横浜市・事業の目的(2026年9月10日確認)。

港町と北口の建物規模・住宅供給

項目港町地区北口地区
地区面積約1.4ha約0.8ha
階数地上32階・地下2階地上20階・地下1階
高さ約170m約99m
延床面積約98,840㎡約34,150㎡
住宅戸数約90戸約150戸

建物規模は2026年3月13日の変更認可時点、住宅戸数は2024年5月の都市計画決定時点の公表値です。住宅の多さと延床面積の大きさは一致せず、港町の方が大きな建物でも住宅戸数は北口より少ない計画です。

出典:横浜市・地区別概要と数値の基準日(2026年9月10日確認)。

組合設立から2026年の権利変換認可まで

年月日公表された手続き
2024年5月両地区の都市計画決定・変更
2025年4月25日港町地区の組合設立認可
2025年6月25日北口地区の組合設立認可
2026年3月13日両地区の事業計画の第2回変更認可
2026年3月24日両地区の権利変換計画認可

出典:横浜市・認可の経緯(2026年9月10日確認)。

認可事業計画書で分かる階構成と工事予定

北口地区の事業計画書は、昭和40年代に建てられた商業施設の老朽化と、歩行者の多い駅前の安全確保を課題に挙げています。港町地区のようなオフィス空き床への対応とは出発点が異なり、駅前道路を歩行者空間に変えることが計画の大きな柱です。

主な計画用途
1〜2階店舗・駐車場等
3階機械室
4〜11階事務所
12階住宅・事務所ロビー等
13〜20階住宅・防災備蓄倉庫等
工程第2回変更の事業計画書
建築着工2027年3月予定
建築竣工2031年1月予定
事業施行期間の終期2034年3月予定

2031年は建物の竣工予定、2034年は事業全体の施行期間の終期であり、同じ完成日を指しません。実際の着工・竣工の報告とは区別しています。

出典:再開発組合・事業計画書第2回変更(本文1・8・10頁)(2026年9月10日確認)。

周辺マンションの物件選定に関わる3つの違い

比較する条件この計画での着眼点
住宅の仕様と間取り高規格賃貸住宅と競合する広さ・築年・設備の物件は、新規供給の影響を直接受けやすい。単身向け小型住戸と一括りにしない。
駅から玄関までの経路交通広場や歩行者空間の接続先を確認し、JR改札と地下鉄出入口のどちらを使うかで経路を比べる。
昼間と夜間の人の動きオフィス就業者、観光バスの来街者、居住者は滞在時間が違う。店舗向けの人流増と住宅の居住需要を分ける。

関内駅前港町地区の計画と比較すると、同じ駅前でも住宅供給の構成が異なることが分かります。

関内駅の利用者数

JR東日本/人/日(乗車のみ)
2019年度55,299
2024年度53,011

降車・他社線は含まない。年度平均で、計画の開業効果を分離した値ではない。コロナ禍、働き方、他路線への経路変更も含む増減であり、再開発単独の効果ではありません。

出典:駅利用者数の原データ(2026年9月10日確認)。

出典:駅利用者数の原データ(2026年9月10日確認)。

よくある質問

関内駅前北口地区はどの段階ですか?

横浜市が2026年3月24日の権利変換計画認可を公表しています。この記事では2026年9月8日更新の市資料に基づいて整理しています。

住宅は何戸増える計画ですか?

北口地区は約150戸です。2024年5月の都市計画決定時点の値で、分譲販売戸数や現在の募集戸数ではありません。

物件選定に関する記述は、公表事実に基づく編集部の見解です。

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