
旧小田急百貨店本館側のA区を示す計画図です。約260mの高層棟は商業・オフィス・駅施設の計画で、分譲住宅タワーではありません。
小田急・東京メトロ・東急不動産による新宿駅西口の商業・オフィス・駅施設の再編です。A区は2024年3月に着工。2026年5月の小田急発表でも竣工予定は2029年度とされ、京王・JR東日本の西南口計画とは別事業です。
新宿駅西口地区開発計画|東京都新宿区新宿三丁目・西新宿一丁目
| 項目 | 公表内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区新宿三丁目・西新宿一丁目 |
| 最寄り・関連駅 | 新宿駅・新宿西口駅 |
| 主な事業者 | 小田急電鉄・東京メトロ・東急不動産 |
| 工程 | A区は2024年3月25日新築着工/2029年度竣工予定(2026年5月公表資料でも継続) |
| 規模 | 全体延床約279,000㎡/A区約251,000㎡・地上48階・高さ約260m/B区約28,000㎡ |
| 用途 | 商業施設・オフィス・鉄道 |
出典:小田急・新宿駅西口開発の進捗(2026年5月13日)(2026年9月10日確認)。
百貨店跡と駅施設を一体で更新
西口は大規模なオフィス街、東口側は商業・娯楽施設が集まる地域です。駅を挟む移動を改善する「新宿グランドターミナル」の方針に沿って、商業施設の建て替えとオフィス供給、歩行者空間の整備を組み合わせます。
当初の小田急・東京メトロに、2024年2月から東急不動産が正式参画。A区の新築施工は大成建設です。事業者と施工者、着工日が公表されており、初期構想の段階を越えています。
出典:共同発表・事業の背景と実施体制(2026年9月10日確認)。
A区とB区の違い
| 項目 | A区 | B区 |
|---|---|---|
| 事業主体 | 小田急・東京メトロ・東急不動産 | 小田急電鉄 |
| 敷地面積 | 約8,060㎡ | 約7,660㎡ |
| 延床面積 | 約251,000㎡ | 約28,000㎡ |
| 階数・高さ | 地上48階・地下5階、約260m | 地上8階・地下2階、約50m |
| 用途 | 商業・事務所・駅施設等 | 商業・駅施設等 |
延床面積は駅施設や商業を含むため、約279,000㎡すべてが貸しオフィスとして追加されるわけではありません。また、B区を別の西南口計画の北街区・南街区と読み替えることもできません。
出典:参考1・建築概要(2026年9月10日確認)。
2026年の事業者発表で確認できる進捗
| 時点 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 2022年10月 | A区の解体着工 |
| 2024年3月25日 | A区の新築着工 |
| 2025年3月 | 新宿ミロード閉館、B区側の解体へ |
| 2026年5月13日発表 | 2029年度竣工予定を継続して記載 |
建物の竣工予定と駅前広場・周辺の別事業の工程は別です。駅の営業を続けながら工事が進むため、完成図の経路が現在使える道とは限りません。
出典:小田急・2026年5月13日発表(2026年9月10日確認)。
西新宿の住宅と周辺オフィスへの関係
| 公表された整備 | 周辺物件との関係 |
|---|---|
| 商業・オフィスの複合化 | 徒歩圏に就業先と買い物先が加わる。住宅の賃料比較では既存の西新宿オフィス街への距離もそろえる。 |
| 多層の歩行者ネットワーク | 駅のどの出口につながるかで物件からの経路が変わる。西新宿の住所が同じでも、道路横断や改札までの距離は一様ではない。 |
| 大規模オフィス供給 | 既存オフィスには競合供給になる。住宅の需要増と既存オフィスの賃料上昇を同じ方向の効果として扱わない。 |
| 旧ミロード周辺の工事 | 南側の徒歩動線が工事で変わる期間と、完成後の経路を分ける。 |
東急歌舞伎町タワーは2023年開業のホテル・娯楽中心の施設です。同じ新宿駅周辺でも、西口の業務機能とは利用目的が異なります。
新宿区の居住人口
| 集計範囲 | 2026年8月1日推計 | 統計の基準 |
|---|---|---|
| 新宿区全域 | 361,680人 | 2025年国勢調査速報値を基に補正 |
新宿区全域の居住人口です。駅徒歩圏の人口、昼間の就業者、再開発後の予測人口とは集計範囲が異なります。
出典:東京都の人口(推計)(2026年9月10日確認)。
新宿駅の利用者数
降車・他社線は含まない。年度平均で、計画の開業効果を分離した値ではない。コロナ禍、働き方、他路線への経路変更も含む増減であり、再開発単独の効果ではありません。
出典:駅利用者数の原データ(2026年9月10日確認)。
出典:駅利用者数の原データ(2026年9月10日確認)。
よくある質問
新宿駅西口の再開発はいつ完成しますか?
2026年5月の小田急発表は2029年度の竣工予定を示しています。駅周辺全体の工事が同じ時期に完了するという意味ではありません。
新宿駅西南口の京王・JR東日本の計画と同じですか?
別事業です。西口地区は小田急・東京メトロ・東急不動産のA区と、小田急単独のB区で構成されます。
物件選定に関する記述は、公表事実に基づく編集部の見解です。
