六本木五丁目西地区は、六本木駅周辺の交通・歩行者基盤と、住宅・オフィス・ホテル等を一体的に更新する計画です。都市計画決定は2024年4月。確認した東京都資料では住宅戸数は未定で、完成年月の記載もありません。2026年のホテル計画発表を、街全体の開業確定とは扱いません。
場所・用途・計画の規模

資料の俯瞰予想図では、複数の高層棟とその間の緑地が描かれています。街区全体の配置を確認する図であり、完成年月や一般歩行者の通行範囲が確定したことを示すものではありません。
対象は六本木五丁目を中心とする地区で、六本木ヒルズや麻布台ヒルズの完成済み施設と同一ではありません。駅まち広場、交通結節広場、道路ネットワーク、バリアフリー動線を整備する計画であり、超高層建築の高さだけでなく、六本木から麻布十番側へ移動する際の接続が論点になります。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 所在地 | 六本木五丁目・六丁目、麻布十番一丁目の各地内 |
| 施行区域 | 東京都の第一種市街地再開発事業:約9.2ha |
| 用途 | 事務所、共同住宅、店舗等。事業者資料にはホテル・学校・文化施設・ホールも記載 |
| 駅との接続 | 六本木駅との地下道直結を計画 |
| 住宅戸数 | 東京都の事業概要では未定 |
| 施行者・参画 | 再開発組合は資料上「予定」。森ビル・住友不動産は事業協力者 |
出典:下記の自治体・事業者資料。規模は各資料の公表値で、実測値や周辺物件への効果を示す数値ではありません。
進捗と完成時期を分けて確認
2026年5月15日の事業者発表ではローズウッドの選定が示されています。ただし、ホテル運営会社の発表は着工、竣工、一般開業とは異なります。東京都の事業概要は組合を予定とし、住宅戸数や事業費を未定としています。過去に報道された完成年を、確認できた最新資料の確定工程として転載しない構成にしています。
暮らし・街の動線はどう変わるか
事業者資料には区域約10ha、延床約100万㎡、高さ約330m規模のタワー等が示されています。本記事の面積の基準は東京都の施行区域約9.2haです。数字の対象範囲や丸め方を確認せず差分を「計画縮小」と判断することはできません。建物の大きさと、一般の歩行者が使える道・広場の範囲も分けて確認します。
周辺オーナーの判断ポイント
駅への地下道接続が実現すれば、移動のしやすさが変わる可能性があります。一方、計画上の直結は現時点で通行できることを意味しません。周辺物件の募集説明には現在利用できる出口と経路を用い、将来の接続は予定として別記します。住宅供給の規模が未定なため、競合戸数や将来賃料を固定した収支試算には使えません。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 完成までの負担 | 工区と物件の位置関係、迂回・車両通行・騒音の案内を確認 |
| 完成後の利用 | 地下道や広場の接続先、利用時間、一般利用可否を確認 |
| 売却判断 | 再開発への期待が査定価格に含まれるか、近い条件の成約事例と比較 |
物件選定や保有・売却の比較では、再開発があるだけで価格・賃料へ一定率を上乗せしません。近い条件の成約事例と現況の募集条件を出発点にし、完成を待つ場合の保有期間も別途検討します。ここで示すのは確認手順であり、将来の値上がり予測ではありません。
麻布台ヒルズの開発内容と周辺への影響を読む。一般的な保有・売却の確認項目は売却判断チェックリストにまとめています。
よくある質問
六本木五丁目西地区はいつ完成しますか?
今回確認した東京都の事業概要と2026年5月の事業者発表では、完成年月を確定できませんでした。未確認の完成年は掲載していません。
六本木駅に直結していますか?
事業者資料では地下道による直結予定です。現在利用できる通路や駅直結物件と同じ扱いにはできません。
一次情報と確認時点
確認日:2026年9月14日。公開資料の更新日・計画変更日・建物の完成日を区別しています。未確認の事項を事業の中止や未実施と断定するものではありません。

